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年末に植え込みした目黒の友人宅のお庭を覗いたら、
どの植物もしっかり根付いて、元気にすくすく育っていました。
ボリジの花が、たくさん咲いていてびっくり!
ワスレナグサと同じムラサキ科、英名はスターフラワー、
毛深い葉(あまり食べたくない)と花(青い花大好き)は、
サラダで食べられます。
中古で家を買われて2年ちょっと、
前の住人はお花が大好き、あれもこれもという欲張りな庭で、
いろんな花が四季折々咲き、それはそれで魅力的な
ワイルド・ガーデンだったそうです。
ワイルドが、だんだん荒れ放題な感じになり、子供たちが遊べる、
楽しめるかつ、ローメンテナンスすっきりしたお庭にリフォーム。
お茶をしたい!食べられる実を植えたい!花も少々育てたい!
でも、草むしりはしたくない!農薬は使いたくない!・・・とのこと。
庭のメインに、石をどんと敷いて、子供たちの居場所を作ります。
敷石の上で、ダンスしたり、おままごとしたり、
ガーデンテーブルを置いて、お茶を飲んだりお絵描きしたり、
砂場も作りました。娘さんの好きなピンク色の季節を彩る草花と
四季を伝える宿根草や、実のなるブルーベリーなどを植えました。
しだれ桜が満開です。
めくるめく春はあっという間、桜の咲く頃の花冷えは、
春の駆け足を、そんなに慌てないでと足踏みさせ、
焦る私の気持ちを落ち着かせてくれるから、ちょっと好き。
花壇は、クリスマスローズが満開、ミニスイセンは終わり、
ムスカリが咲き出しました。
カリフォルニアでゲットした美味しいものたちを、
アパートの棚に並べて、旅の余韻をしばし楽しみます。
大切なお友だちと、旅の土産話しをしながら、少しずつ頂きます。
ジャムはフェリープラザのマーケットで買った、
ジューンテイラーさんのジャムです。
昨夏の"暮らしの手帖"にジューンさんの記事が載っています。
"Food is Beautiful"は、ジューンさんの言葉です。
地元に根づく在来種の果物を探し歩いて、一本の木の果実からでも
ジャムを手作りしています。
「私たちの暮らしは自然の中にあります。自然に敬意を払うことを
忘れてはいけないからです」とのことです。
ちょっと早起きして、フェリープラザにあるファーマーズマーケットへ。
海も空も青く、穏やかな朝です。
カリフォルニアは春爛漫、マーケットを歩くとふと春の花の香りがします。
コーヒーとパンの匂いに誘われ、フェアトレードのコーヒー(カフェオレ)と、
天然酵母のパンでブレッキー。
小さなスーツケースの小さな空きスペースを頭に入れながら、
あれもこれもの気持ちをぐっとおさえながら、マーケットを一回り。
それでも、エコバッグはオリーブオイル、ハーブウォーター、
ジャムなどでずっしり。
2009年5月、恵泉大学で行われた国際シンポジウムで、
「学校菜園と環境教育」というタイトルで、
菜園教育プログラム(Life Lab Science Program)の
創設メンバーである、ロビーさん(Mrs. Roberta M Jaffe)の
話しを聞きました。
いつか行ってみたい!念願叶って、サンタクルーズ大学内にある、
ガーデンを訪ねました。子供たちが、ガーデニングしながら遊び、
遊びながら学ぶ要素が、散りばめてあります。
迷って迷って迷いまくり、ようやく辿り着き感無量でした。
昨日はアメリカ大陸ドライブデビューでしたが、
ただの方向音痴のようです。
バークレーに、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
中学校です。 荒廃する学校の様子に心を痛めた、
オーガニックレストラン "シェ・パニーズ"の
オーナーシェフ、アリス・ウォーターズさんは、
菜園教育ー野菜を育て、調理し、食べるという
食育プログラムーを始めることを提案します。
アスファルトの駐車場を、教職員や生徒、多くの地域の
ボランティアが、3年かかり緑あふれる農園に変えました。
ソノマのカントリーサイドにあるB&Bに泊まりました。
外観は、20世紀初めのファームハウスですが、
インテリアは、センスのいい英国アンティークスタイルです。
窓からは羊の放牧が見えるし、オーナーはゲイカップルだし、
かなりイギリス的!クリスマスローズ・コルシカスと
ワスレナグサが庭で、仲良く咲いていました。
東京では、クリスマスローズの後(特に原種は冬に咲きます)に、
ラッパ水仙やワスレナグサが咲きますが、カリフォルニアは冬が
暖かいからか、早春にわっ〜と一緒に咲いてしまうようです。
カリフォルニアワインといえば、
ナパですが、私たちはナパの北西ロシアンリバーで、
ワイナリー巡りをしました。
ワイナリーのガーデンでは、チューリップが満開でした。
アメリカはでかい!景色のスケール感が違います!
日向ぼっこが気持ちいい〜、そんな日でした。
貧しい家庭の子供たちの居場所としての
コミュニティガーデン、バークレーのガーデンパッチの
前庭で咲く、満開のローズマリーと、
蜂の様子をチェックしている、ガーデナーのキムさん。
「畑を耕すことを通じて、社会とのつながりを覚え、
社会に必要とされる喜びを実感します。」
ガーデンパッチのプロジェクトの運営と管理をしている
ローソン女史の記事を、雑誌(Bio-CityNo.16)で読み、
ちょっとお邪魔させて頂きました。
3月11日から、カリフォルニア西海岸で、
オーガニックホリディー(フィガロ・ボヤージュのぱくり)
してきました。写真は、サンフランシスコ郊外バークレーの
ファーマーズマーケットの様子。
エコバッグをゲットし、お買い物。
カリフォルニア・バークレー校があるこの地は、
全米で、最もリベラルな都市で、ヒッピー発祥の地です。
そんな自由で進歩的な町から、オーガニックムーブメントが
始まったのも、納得かな?
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