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瀬戸内海を望む丘の上にある、白いドーム型の建物が
豊島美術館です。 中はがらんと何もありません。
真っ白な床から泉が沸き、水が流れ地にまた還るという
ドラマが繰り返されているのに気付きます。
オープンの天窓に緑の風景が覗き、太陽の光がこぼれ、
海からの風が舞い込み、水が豊かな豊島を体感できます。
写真は島の里山風景である棚田
休耕田となっていた棚田を昨年より再生。
豊島:面積14.50k㎡・人口約1000人
1909年から銅の精錬が始まり、一時は賑わいましたが、
銅の暴落で10年で閉鎖、のち人口の減少や老齢化などで、
学校も廃校、過疎の島になったそうです。
精錬所美術館は、近代化産業遺産として、カラミ煉瓦ー
銅を精錬する際に出る不純物を利用して作られたレンガー造りの
工場跡や朽ち果てた煙突を保存・再生しています。
太陽や地熱などの自然エネルギーを利用し、
循環型社会、未来についてもテーマを問いかける
建物にもなっています。
写真は、トイレの壁に書かれた、植物の力を利用した
水質浄化システムについてのイラスト。
犬島:面積0.54k㎡・人口約50人
瀬戸内海国際芸術祭に行って来ました。
アートを巡る島旅です。
棚田に囲まれた谷間に構築した、
地元産約5000本の竹を編んで作ったオブジェ
"小豆島の光"
小豆島:面積153.34k㎡・人口約30,000人
参考文献:瀬戸内国際芸術祭2013ガイドブック
我が庭のビオラとミニチューリップの寄せ植え
ミニチューリップが花を咲かせました。
スノードロップに始まる小球根の早春のリレーは、
ミニチューリップがアンカーな感じです。
空を見上げると桜は満開、例年より早い春の到来です。
大学のキャンパスの一画にあるナチュラルガーデン
レンガで小径を作り、ただ今リフォーム中。
早春はスイセン、ムスカリ、ハナニラなどが咲きます。
写真は、スノーフレークとハナニラのブルーです。
春~初夏には、二ゲラやオルレアなどの野草が咲く
ようにしたいな~。 来春は乞うご期待!
暖かな春の今日、明日オープンガーデンをする
知人のお庭を仕事帰りに覗かせて頂きました。
写真は、裏庭のクリスマスローズの寄せ植えと、
お庭の片隅で見つけたミニチューリップの蕾みです。
この時期のオープンガーデンのメインは
クリスマスローズと小球根です。
ミニスイセンやムスカリが咲き始めると、
ドラマチックな春の幕開けです。
これからは日単位で、庭の景色は変わります。
キャンパスのロックガーデンの様子です。
1枚目は、ミニスイセンとユーフォルビア・ミルシニテス
2枚目は、咲き始めたネモフィラや宿根ビオラ・ラブラドリカ
そして色んな蕾みがスタンバイ中です。楽しみ!
主にクリスマスローズの生産をしてる
横山ナーセリーを訪ねました。
他に、原種シクラメンやダイアモンドリリー、
アネモネなどの生産をしています。
写真は原種シクラメンたち。 夏の高温多湿が
苦手で宿根は難しいイメージですが、
"ヘデリフォリウム"や"コウム"なら丈夫で育てやすく、
本当の意味で"ガーデン・シクラメン"になるそうです。
葉のバリエーションが豊富でカラーリーフとしても有用、
グランドカバーにもなります。 2枚目は、温室の花台
の下で、こぼれ種から大株に育ったコウムです。
6月に大学の公開講座で、横山直樹くんに
クリスマスローズの話しをして頂きます。
詳細はHPをご覧下さい。お待ちしております!
この時期の色のないガーデンを
"つまらない" "さみしい"という人がいますが、
春の様子を想像すると、わくわく!わくわく!
クリスマスローズの花芽
セリンセ、ギリア、モモイロタンポポ、ナデシコのべビー
夏越ししたリナリア、こぼれ種のシノグロッサムやオルレア
ガーデニングには想像力が必要です!
2枚目の写真は、クリスマスローズ・オドルス、
淡グリーンの花は目立たないけど、香りがあります。
歳時記によると2月は春の兆しを探す月。
3月になると春の訪れを、五感ではっきりと感じる
ことができ、花壇に色が少しずつ添えられます
ヨーロッパに自生するプリムラ・ブルガリスが
咲き始めました。英名プリムローズ、
春を告げる花として、古くから親しまれています。
若葉はハーブティに、花はサラダの彩りに使えます。
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