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秋の花材のお気に入りは、ケイトウ、
ぺニセタムや、センニチコウコウボウなど。
秋の花材はそよそよさわさわ、
日本家屋にしっとり馴染みます。
新宿伊勢丹のアイ・ガーデンは、里山風ナチュラル・
ガーデンで、とても洗練されている空中庭園です。
アイ・ガーデンは2006年に「植物と暮らし」をテーマに
オープンしました。大都会のアーバンオアシスとして、
訪れる人がほっとできる空間と、生物多様性保全を試みを通し、
生態系について考える機会を提供しています。
写真は全景と、"夏草の原"エリアです。
アンゲロニアは、近年、ペンタスにならぶ
夏花壇の救世主。写真は"エンジェルラベンダー"
シリーズのブルースノー。可愛い!
来夏は、もっとたくさん植えよう!
アンゲロニアは、オオバコ科(ゴマノハグサ科でなく)
中米〜西インド諸島原産です。
今日は多摩市グリーンライブセンターで、
コミュニティ・ガーデンの管理者に向け
「宿根草を活かした花壇作り」の講習会があり、
前半は講義、後半は実習で株分けと種まきをしました。
彼岸花が咲き終わるまでに、秋まき一年草の
種子まきを終わらせねばなりませぬ。ですから
ヒガンバナの花を見たら、タイムリミットが
迫っているサイン。黄色のヒガンバナは、
ショウキラン又はショウキズイセンとも呼ばれ、
いわゆる赤い彼岸花にやや遅れて咲きます。なので、
ショウキランが咲くころは、もうもうぎりぎり・・・
これから気温が下がる秋、種子まきの適期は短い!
2枚目は、ジニア・エレガンス。花やでよく見る
"プロヒュージョン"は、"エレガンス"と病害虫に強い
"リネアリス"との掛け合わせです。
どちらも、グリーンライブのガーデンで撮りました。
コスモス、セロシア、ジュズサンゴ、ぺニセタムなど
秋の花材を集めて、ギフト用コンテナを作りました。
秋は短く、そして儚い・・・
いえいえ、秋は奥深く、しみじみ美味しい、もとい嬉しい。
今年は秋が早く来てくれたから、
しっかり秋を味わなくては!
それでも、あっという間に行ってしまう秋だから、
いざ急げ!花やへ
某大学のキャンパス、オマーン大使から送られた赤バラを
中心に、ハーブや草花でコーディネートする花壇です。
バラを取り囲むように、花壇を配置し赤系の花を植えました。
気難しいと思われるサルビア・スプレンデンスが、
ここでもキレイに咲いています。
この花壇も西日が当たらず、風通しの良い明るい半日陰です。
2枚目は、7月初旬の植え付け画像。サルビアとトウガラシは
恵泉大学から、キャンパスの主な花壇の植込みが終了後に、
セルポットのまま、根がぱんぱん状態の苗を、お裾分けして
もらったもの。やっぱり種子から育てた苗は、元気だなあ〜
品種名は"あやのピーチ"
サーモンピンクの花が何とも可愛い!
思いがけず、サルビア・スプレンデンスが
めっちゃ、キレイに咲いていました。
西日の当たらない場所が良かったのかな?
何より、庭の主人の愛情がたっぷりだから
かも知れませんね。今日はうだちゃん現場でした。
花やの店先にも、トウガラシやセンニチコウボウ、
シュウメイギクなど、秋らしい花材が並び始めました。
テラスのコンテナも秋仕様へ衣替えです。
今夏も、白いペンタスで正解!な感じです。
バックのメドーセージのブルーの花とラベンダーの
シルバーリーフといい感じにコラボしています。
夏の花壇では、一年草の背景に、丈夫な宿根草が
植わっていると、ローメンテナンス、ローコストな
感じで、大変助かります。
1回目は、野菜のベッド作りと大根の種まきです。
ベッドはふわふわ、ふかふかに。
そして "Seed to Table"
種からきちんと育てましょう!
今秋は、タマネギ作りに挑戦です。
恵泉女学園大学の花壇は、色々とバラエティに
富んでいます。キャンパス・ガーデナー管轄外の花壇を
紹介します。1枚目は、コブシの木の前にある三日月花壇は
「生活園芸Ⅱ」という科目の実習で、学生が種まきから
植込みまで管理します。例年は、真っ赤なサルビア・
スプレンデンスですが、近年猛暑で生育が思わしくなく、
今夏はイレギュラーで、購入したペンタスを植えました。
2枚目は、公開講座「デザインして作るコミュニティ花壇」
3枚目は、「社会園芸学科」の授業で管理しているパブリック
花壇の写真です。いずれも受講生や学生が、種まき、育苗、
そしてデザインして植込みました。
種から育てた草花は、夏の暑さにも日照りにも負けず、
元気に育ちます。これから晩秋まで花壇を彩ります。
9月です。すっかり秋めいて参りました。
寝苦しい夜から解放され、秋の声を聞きながら、
夜更かしが気持ちよい時期。秋は読書の季節でも
あります。というわけで、ガーデニング好きに
お勧めの1冊をご紹介します。
カレル・チャペックさんの「園芸家12ヶ月」
園芸おたくの日常をユーモアたっぷり、
シニカルちょっぴり織り混ぜて、綴られています。
先日、いくよ先生の土作りが大事!の一言で
なぜか急に読み返してみたくなり、
書庫からごそごそ出してきました。
なるほど!9月には土について語っています。
チャペックさんはも何はともあれ土作りに奮闘します。
しかも犬好きだし、気が合いそう。「ダーシェンカ」
という、愛犬との生活を一冊にした本もお気に入りです。
「神様、毎日、真夜中から3時に、土の中にしみ込みます
ようゆっくり暖かい雨をお降らせて下さい。
それから、うんとたくさん霧を頂きとうございます。
風は少なく、ミミズはたっぷり、アブラムシとカタツムリと
ウドンコ病はお与え下さいませんように。
週に1回、薄い液肥をお降らし下さいますように。アーメン
「園芸家の12ヶ月」98ページより引用
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