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20年弱頑張ったトレリスですが、もう限界!
味を通り越し、ボロ〜い感じになってしまい、
ついに新しく仕立て直しました。
2枚目はおまけ画像、10年前の春の様子。
天然のウッドはいずれ腐って朽ちてしまうのが
欠点でありますが、それが良さでもあります。
天然ものは、いずれ自然に返る。帰る場所は
生まれた場所により近いと、なお良い。
とはいえ、なかなか難しい問題です。
我が家のトレリスもかなりヤバい感じです。
エコ精神とお財布の狭間でかなり揺れます。
やっぱり、木材で相方の松ちゃんにお願いしよう!
ブリスベン・アカシアと思われます。
ミモザはオーストラリア原産で国花です。
亜熱帯の花なのに、ミモザと言えば、東京では
早春の花なので、ちょっと不思議・・・
これはブリスベン近郊産まれで、オージーには
"Brisbane wattle"と呼ばれています。
ブリスベンはクイーンズランド州の州都、
クイーズランドは、57kmもある長い海岸線で
有名なゴールドコーストがあります。
そして、温室ではユーチャリス(別名・アマゾン
リリー)が咲いていました。
"多摩市グリーンライブセンター"にて。
バラの剪定シーズンです。
剪定と誘引の毎日が続きます。
都内にある大学のキャンパスです。
そして上を見上げると、梅の花が満開です。
冷たい空気の中で、凛と咲く白い花の続き。
貧しい少女マデロンが、キリストの誕生の祝いに
何も贈るものがなく、嘆き悲しみこぼした涙から
生まれた花が、ニゲルと言われています。
真っ白な花は、清楚な聖マリアのイメージと重なり、
聖書にまつわる伝説が生まれたようです。
冷たい空気の中で、凛と咲く白い花。
エデンを追われたアダムとイヴをあわれんだ
天使が、降っていた雪を、スノードロップに変え、
春は必ず来るからと励ましたと言われています。
私もスノードロップに励まされながら、
真冬の庭仕事に勤しみます。
ロウバイとサザンカ(もしかしてカンツバキ?)。
ロウバイは中国産まれで、英名は"winter sweet"
サザンカは日本の固有種で、英名は"Sazanqua"です。
長崎の出島に来日していた、スウェーデンの医者であり、
植物学者であったツンベルクが、サザンカを気に入り、
日本の名もそのまま、ヨーロッパへ持ち帰ったそうです。
那須のおっちゃん庭にて。
庭に出て、花を愛で、鳥を眺め、風を感じ、
見えぬ月を想う。 今年はとり年なので、
"花鳥風月"な感じに、まとめてみました。
←本来鶏(ニワトリ)ですが・・・庭鳥?
バタバタと慌ただしい毎日ですが、
自然の小さな変化を小さな音に、
ふと立ち止まり、心や耳を傾ける、
それくらいの余裕をもちたいなあ
と思います。
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