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日本最初の西洋美術館で、倉敷にあります。
19世紀後半の印象派や象徴主義に始まり、
20世紀前半の抽象絵画などの新しい表現が開花する
までの西洋美術の流れをたどることができます。感激!
ドガ、モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴーギャン、
マチス、ピカソ etc・・・
ゴッホがないなあと思ったら、贋作の疑いがあるとかで、
現在は展示していないとか・・・。
倉敷が空襲を受けなかったのは、これらの素晴らしい
コレクションのおかげ!という説もありますが、
小さな田舎町で優先順位が後ろの方だっただけで、
終戦が1ヶ月遅ければ、空爆されていたそうです。
桜が咲き始めた倉敷美観地区散歩途中にぱちり。
そしてランチの後にぱちり、小さな庭園に咲いていた
アセビをぱちり。春散歩は楽しいのう。
旅友がアート好きで、私は庭好きなので、
春旅は足立美術館に行こう!ということに
なりました。アメリカの庭園専門誌の日本庭園
ランキングで、桂離宮を抑え堂々1位の庭です。
創設者足立氏は、
「庭園もまた一幅の絵画である」という
コンセプトで庭造りをされたそうです。うむ。
美術館の館内から生きた庭園絵画を楽しむことが
できます。日本庭園の深い精神性は分かりませぬが、
←勉強不足で、すみません!
静寂に包まれた、春雨に濡れた庭園を見ながら、
心洗われる思いでありました。
野草は、人の手が入らぬ土に生える草で、
雑草は、人が管理する土地に生える草。
いつも見る畑の雑草も、里山では、抜かれる
心配がなく、のんびりと何だか幸せな感じ。
写真は、オオイヌノフグリとヒメオドリコソウ。
2枚目はムスカリ、3枚目はコブシです。
クリスマスローズと小球根メインです。
早春の庭は花が少なく、来場者も少ないのですが、
これから!というわくわく感が満載で、
是非!多くの方にこの風景を見て味わって頂きたい!
と思っております。
どちらもヨーロッパ原産の球根植物で、
早春に白い花が咲くから "スノー"が名前につき、
同じヒガンバナ科なので、ごっちゃになってしまう人が
時たまもいますが、別属の植物です。
スノードロップ、和名は待雪草(まつゆきそう)、
草丈10〜20cm、2月にひっそりと咲きます。
スノーフレークの和名は大待雪草(おおまつゆきそう)
スズランスイセンとも呼ばれ、草丈はぐんと大きく
25〜40cm、開花期は遅く3月中旬〜4月上旬です。
スノードロップが咲き終わり、1〜2週間すると、
スノーフレークが咲き始める感じかな。
一緒に咲くことはほぼないのですが、
今年は、スノーフレークが少し早めに咲き始め、
日陰のスノードロップが何とかもっているので、
今なら、どちらも見れますよ〜。
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