春は喜びの季節、生命の季節です。
春爛漫、日はうらら、風はきらら、花の季節です。
そして、日はかげろい、月おぼろ、胸がざわめく恋の季節でもあります。
チューリップは、中央アジア原産の球根植物です。学名のTulipaは、トルコ語のターバンを表します。16世紀にトルコ駐在のオーストリア大使により、ウィーンへ、その後オランダに伝わり、大ブレーク。その様子は、チューリップ熱狂時代として有名です。
チューリップの花は、あっと言う間に終わってしまいますが、チューリップの楽しさは、冬に芽が出て膨らんで、春に花が咲くそのプロセスにあると私は思うのです。
バラのある庭、バラのある暮らし
バラの魅力はひと言では、とてもとても言い尽くせません。バラが花開くと、庭がほんのり甘い香りに包まれます。一輪のバラが、暮らしをほんわり豊かにする、そんな気がしています。お庭をデザインする時、そこのお庭と、そこに住む方の暮らしに、やんわり溶け込むようなバラを1本、どこかに植えられたらなと思います。
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